一度ペンタブを使ったアプリを作りたかったので作るよ.
アプリの詳細は追々.
まずはVC++2010,OpenGLでペンタブの入力を使うための覚書.
C++でペンタブレットの入力を扱うには,WinTabというSDKを使う.
しかし,WinTabは公開終了しているらしい.でも大丈夫.問題ない.
WinTabのdll自体はwacomのタブレットドライバから入手可能.
Wacomの開発者向けページのサンプルプログラムに必要なヘッダファイルがあるのでそこから
WINTAB.h,MSGPACK.h,PKTDEF.h を入手する.
Win32アプリだったらこのサンプルをゴニョゴニョして作ればいいんだけれど,glutで簡単に使いたい.
調べたらbbTabletというライブラリを発見.
ヘッダファイルをインクルードしてライブラリファイルリンクするだけでglutで使えるらしい.
bbtablet-2009-01-07.zip Source + precompiled libs というのをダウンロードして解凍.
libファイルがvc9用までしかなかったのでコンパイルしてみる.
[展開したフォルダ]\bbtablet\MSVC\bbtablet_vc9.sln を開いてVS2010用に変換.
ビルドするとwintab.hがないとか言われるので,
[展開したフォルダ]\bbtablet\include
にさっきゲットした WINTAB.h,MSGPACK.h,PKTDEF.h をコピー.
これでbbtablet_vc9というプロジェクトはビルドできる.
他のglのサンプルはまだコンパイルが通らないが,ライブラリファイルさえゲット出来ればいいので放置.
[展開したフォルダ]\bbtablet\lib
の bbtabletds_vc90.lib というファイルがVC10用になったはず.
あとは自前のプロジェクトに突っ込めば動く.詳細は次回.
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